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イメージ写真2

しつけ糸(しろも・いろもとは)

しつけ糸(しろも・いろも)は洋裁で糸印、しつけ、きりびなどに使われる撚りの甘い綿の糸のことを言います。手で切れるくらいに強度の弱い糸で糸表面はケバがあり2本どりで糸印、きりびなどの工程を行うと糸が抜けにくい特徴があります。色があるものを”いろも”と言います。既製服の縫製では”しろも”でしつけをするのは完成品のベントなどが販売などの時に開かないようにとめたりする時に使用します。その他サンプルなど1着仕上げ時のダーツやポケットの内部ポイントに印として使用されたりします。
しつけ糸(しろも)は販売されている時は輪になっているので使用できるように作っておきましょう

しつけ糸の作り方(しろも・いろも)  (写真はクリックすると画像が少し大きく見れます)
しろも、色も

1.販売されている状態

かせになって販売されています。束ねてある紙を切って丁寧にこんがらないように広げると輪になっています。
無地
しろもアイロン

2.アイロンをかけます

蒸気をだして、アイロンをかけてヨレをとります。
ワンポイントアドバイス
輪をしっかり外側へ引っ張るようにしてアイロンをかけるとヨレがとれて糸が使いやすくなります。
無地
しろも巻き方

3、生地で巻きます

洋裁道具の中で絡まないように生地を巻いておくとよいです。生地は何でも大丈夫です。
生地=40cm×6cmくらいの生地を2枚用意して下さい。(写真はオーガンジーを使用)
輪の結び目は左手、山の部分におきます。
ワンポイントアドバイス
それぞれに、きつめにしっかりと巻いて玉ピンでとめます。(次の写真を参照)そのピンの位置はその後リボンで結ぶところと思って下さい。
しろも結び方

4、リボンを結ぶ

リボンや残り生地j1本×20cmを用意します。
生地の部分で5等分になるよう下に置きます。
ワンポイントアドバイス
リボンを巻くときは、それぞれを一度巻いて片結びをします。解くことは無いのでしっかりと片結びで結んで下さい。そしてリボンの先、長さを整えてカットして見栄えよくして下さい。
しろもカット方法

5、片側の輪の部分をカット

最後に片側の結び目のある方の輪をバッサリと切って下さい。
注意
カットは片側のみです。
しろも完成

6、完成

注意
必ず輪の方から糸を抜きます。輪の方から1本抜いてみてください。抜けたら完成です。
ワンポイントアドバイス
輪から1本取って、引っ張るときは尻尾のカットした方を持っていて引くと抜きやすいです。
アトリエなどでは尻尾の最後のリボンを長く輪にして下げて使用します。
  

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