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イメージ写真2
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クッション1材料
 
 
クッション2パターン
 
クッション3裁断
 
クッション4裁断
  1、材料
・生地110cm幅50cm
・ファスナー100均のもの
・パンヤ100均のもの
2、パターン代用の折込広告[3][4]を使用
  40.6cm正方形
(対角線で三角に折って出ている部分は折り込む)
  40.6cm×47.6cm
(対角線に三角に折って出ている部分を半分に折った状態で7cm長い長方形にする)  
、パターンを置いて1枚づつ裁断します。    4、[4]で裁断した長方形の方をさらにカットします。
カットの幅は写真のようにパターンを出ている部分に合わせるように折ります。
 
クッション5裁断
 
クッション6ロック
 
クッション7アイロン
 
クッション8アイロンのコツ
 5、この状態で裁断して二つに切り分けてください。
注意
2つに切り分けるとき必ず長い方を2つに分けてください。
分ける幅はファスナー付け位置が多少変わるだけなので気にしなくて大丈夫です。
、5の生地の一片にロックをかけます。  7、6の小さい方のロックのかかっているところを3.5cmでアイロンをかけます。(紙定規を使って写真のようにアイロンをしてみて下さい)    8、大きい方は1cmで折ります。
ポイントアイロンは熱を加えて冷えた時に決まります。写真のように紙定規で押さえて熱を冷ましてみてください。しっかりと折ることができます。 
 
クッション9ファスナー長さ
 
クッション10ファスナーカット
 
クッション11ファスナーとめ
 
クッション12ファスナー付け
 9、100均のファスナーは1mで3つのスライダー(上げ下げする部分)がついています。
クッション100均ファスナー
これを使用する長さにカットして使用します。アイロンで折った方の長さにチョークで印を書きます。
10、印のところから1.5cm間の務歯(ギザギザ部分)をニッパーで頭部分をカットして、さらに務歯を抜きます
注意
ちょっと大変な工程です。もし手芸屋さんでファスナーを買える場合は37cmにカットしてもらって下さい。 
 11注意
これも100均のファスナーならでは、やらなければいけない工程です。
一番下と一番上を写真のように糸でしっかり巻いてファスナーが抜けないようにして下さい。
これも手芸屋さんで購入すれば留め金がついているのでやらなくて大丈夫です。 
 12、3.5cmで折ったところを開きます。そこにファスナーと中表の状態になるように置き端を合わせて0.5cmで縫います。
注意
アイロンで折ったところは必ず開いた状態で合わせて下さい! 
 
クッション13ファスナーステッチ
クッション14下前ファスナーつけ
 
 
クッション15裁ち直し
 
クッション16角まる
 13、12の工程を終えたものを折り線をもどし、表側から3cm幅でステッチをします。
ポイント
ミシンのステッチ定規が無い場合は写真のようにミシンの台に定規代わりに線を引いたものを貼って使用してみて下さい。
ファスナーが見えないように生地を重ねて仕上げるのではじめに上側から縫うのがコツです。 
 14、1cmで折った方をファスナーの片方の上に置いてコバST(2ミリ以下のステッチ)をします。 
補強にWステッチでさらに0.5cmのステッチを縫うとよい。
注意3cmでステッチした方はめくって1cmで折った生地をはファスナー務歯から3ミリは離してください。 
 15、ここまで縫えたら正方形の方に生地に合わせて裁ち直しをします
ポイント
ここがこのクッションカバーの一番のポイントです。ファスナー付けが慣れないとファスナーの生地の重ね寸法があいまいになります。なので少し大きく仕上がる寸法で裁断しています。ここで正方形に合わせるので心配せずにファスナー付けをしてみて下さい。 
 16、クッションの角を丸くします。丸みは家にあるものを活用してみて下さい。
これは綿棒のいれものでカーブをチョークで書きました。 
 
クッション17縫い
 
クッション18ロック始末
 
クッション19ロック始末
 
クッション20中身
17、周囲を1cmで縫います。ここでは4つ角をピンでとめて縫うとよいでしょう。 18、周りにロックをかけます。
ポイント丸みの部分、カーブしているところは仕上がったときに内側にはいって余るため、基本的に縫い代は細くします。ロックで丸み部分は少し縫い代を落とすとよいです。
注意初心者の人はロックで縫い代をカットすると余分に切ってしまう可能性があるので、はじめに鋏でかっとしておくとよいです。
19、ロック糸は引き込んで始末をしましょう。

(ロックの特徴のページ参照)
 20、中身を入れて完成です。100均にクッションの中身のパンヤも売っているのですが、ちょっと心もとない感じなのです。そこで収納を兼ねてパンヤ+残った生地や着なくなった洋服を入れてみてください。重さは入れるもので多少重くなるのですがしっかりしたクッションとなります。  
  完成   
 
クッション完成1
 生地を変えて作ると雰囲気が変わります。丸いクッションは下の応用編を参照して下さい。  
クッション完成2
 こちらは少しカジュアルな感じの生地で長方形のものも作ってみました。作り方はどれも同じです。折込広告の大きさを変えていろいろなサイズで作ってみてください。
  応用編   
 
クッション応用1丸
クッション応用2芯貼り
 
 
クッション応用3ファスナー付け
 
  上の写真の丸いクッションのパターンは28cmのフライパンの蓋です。
1枚はこのまま裁断して、ファスナーを付ける方は丸の半分に5cm足したものを2枚裁断します。右上の芯を貼っているものが2枚の方です。
この生地はストレッチ性のある素材なためファスナー部分は接着芯を貼って仕上げてあります。
注意接着芯を貼るときは必ずあて布を使用しましょう。 
ストレッチのあるような素材のファスナー付けは生地が伸びて湾曲して仕上がってしまいがちです。そんなときはお助けペーパーが大活躍です。写真のように使ってみて下さい。  あて布、お助けペーパーは
(道具のページを参照) 
ファスナー付けは大変でしたか?このクッションでは裁ち直しという工程を使えるようになることで寸法を正確に縫わないと難しい部分も簡単にすることが可能です。そしてファスナー付けは下前からではなくて上前から付けると無理なく重ねて仕上げることが出来るように仕上げりを想定して工程手順を決めていけるようになってください。
いろいろな形でいっぱいクッションを作ってみてください。かなりの収納袋としても活用できますよ!



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